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「新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア」のレビュー

 


こんにちは。

今回も濱崎先生の本です。

「新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア」をレビューします。

それではさっそくいつものように著者紹介から行きましょう。

 

教材著者の紹介

教材の著者を紹介します。TOEIC界のビッグネーム二人のコラボ作です。

 

本書執筆者は濱崎潤之輔(はまさき じゅんのすけ;HUMMER)さん

大学・企業研修講師、書籍編集者。

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
明海大学、獨協大学、ファーストリテイリング、楽天銀行、SCSK、エーザイなど大企業でTOEICテスト対策研修講師を務める。
TOEICテスト990点を20回以上獲得。TOEICテスト参考書の著書多数。

TOEICテスト対策合宿・セミナーなども開催。

ブログ「独学でTOEIC990点を目指す!」を運営。

(http://independentstudy.blog118.fc2.com/)

 

本書問題作成者はKim, Dae-kyun(キム・デキュン)さん

YBM時事英語社YBMe4u学院講師、金大釣語学院院長。

高麗大学英語英文科、高麗大学大学院英語英文科卒業。延世語学堂と西江大学でTOEIC、TOEFL、Vocabulary、Readingを講義。

『ソウル経済新聞』の『TIME』誌「主要記事転載」コラムの翻訳を担当。

韓国教育放送公社のFMラジオでTOEIC講座を担当。1997年1月から現在まで一度も休まずにTOEICを受験し、その分析を続けている。

 

教材の概要

本書の概要は次のとおりです。

 

  • TOEIC総合対策書。
  • 解説/演習バランス型。
  • 中級者~上級者向け。(600点~800点の人が730点~900点突破を目指す)

 

教材には以下のものが含まれます。

 

■テキスト

新書サイズ・340ページ。

抽象的な「解き方」ではなく、TOEIC問題用紙の紙面上での指の動き・目の動きの解説もある、具体的・実践的な内容です。

 

 

■マークシート付属

本書の模試問題を解くためのマークシート付属。

 

■音声ファイル(リスニングセクションおよびリーディングセクション)

ウェブサイトから無料ダウンロード可能(リスニング問題は、ダウンロード不可欠です)。

特急シリーズはダウンロードがとてもラクでありがたいです。

 

■Part5 練習問題ドリル 400問

本書の内容を復習できるPart5形式練習問題400問をウェブサイトで入手可能

 

教材概要は以上になります。

ここからは詳細内容を見ていきます。

 

教材の詳細内容

本教材で学べることを章ごとに見ていきます。

 

はじめに-どうせやるなら全力で

教材の本論に入る前の導入部ですが、ここでは、濱崎氏が英語学習を始めて間もない頃、大西泰斗先生(有名な文法書「1億人の英文法」の著者)の言葉に衝撃を受けたエピソードについて書かれています。

 

そのとき受けた衝撃が、今の僕をあらしめています。

 

英語学習に対する濱崎氏の「思い」がうかがえます。

 

序章 全力で始めるために

序章では、TOEICスコアアップを本気で目指すために重要な、次のようなことが解説されています。

 

  • 問題を持ち帰れないTOEICにおいて、極力本番に近い問題を使って学習する方法
  • TOEIC頻出語・表現をすべて自分のものにする方法
  • 600点〜800点台の人が730点〜900点突破を目指すためにどうしても必要なこと
  • やる気を維持し、学習を継続するコツ(濱崎氏が990点をはじめてとった時の学習スタイルも紹介)
  • 自信を持って学習を続けるための心の余裕を作る方法
  • 学習プランの立て方の基本、730点/860点/900点突破用の学習プランの例

 

第1章 全力で壁を超えろ! Part 3&4 「解答の極意」

第1章では、リスニングのPart 3&4を「苦手なパート」から「得意なパート」に変えるためのスキルが示されています。
一言でいうと「先読み」ですが、具体的に次のような多くの要素が解説されています。

 

  • 問題文を聴いたら日本語を介さず即座に解答できるようになる「要約リテンション」スキルの習得方法
  • 音声を聴けない環境でもリスニング問題スコアアップにつながるトレーニングをする、スキマ時間の有効活用方法
  • 音声への意識集中を保ちながらマークシートにマークする方法
  • 設問だけでなく選択肢までも先読みするテクニックとそのトレーニング
  • 設問&選択肢の先読みスピードを上げていく応用トレーニング
  • TOEIC Part3&4で出題される質問のパターンとテーマ
  • 本書で学んだことを磨き上げるための推奨TOEIC模試書籍三選
  • 900点突破したい人のための濱崎氏おすすめ参考書

 

章末には練習問題としてPart3&4形式の設問 6セット18問が用意されています。(もちろん解答解説つき)

 

コラム 単語の覚え方

本教材のコラムは、コラムと言っても雑談的な読み物ではなく濱崎氏自身が実践してきた学習ノウハウが紹介されており、教材本編と同じくらい重要度が高いです。

濱崎氏が実際に使って効果を上げた単語学習用参考書が7冊紹介されています。またこれらの書籍やインターネット、パソコンソフトを駆使した単語習得方法も詳しく解説されています。

 

第2章 全力で壁を超えろ! Part 7 「解答の極意」

第2章は、TOEIC難関パートのPart7における「正解回路」すなわち最も合理的に、そして確実にPart 7の問題を解く方法が論じられています。

 

  • Part 7を「正確に解く」ために、避けては通れないこと
  • 問題文と設問を読む順序(具体的な目の動きまで図解されています)
  • 最初の設問を読んだあと、やるべきこと
  • 問題文がEメール文書の場合に、確認しておく箇所(メール内容についてのヒントが得られる)
  • 正解を選んだ後、やってはいけないこと
  • 問題文を読む際にやってはいけないこと(特に900点以上を狙う人)
  • NOT問題攻略法(通常の問題の解き方との違い)
  • 「正解回路」で問題を解く練習(練習問題2セット)

 

コラム 問題集の使い方

このコラムでは、多くの学習者にとって有効であると濱崎氏が考える問題集の使い方について、非常に詳細な解説が書かれています。具体的には以下のような内容です。

 

  • TOEIC本番での理想的な時間の使い方の目安
  • 問題集の1周目の解き方
  • 2周目の解き方
  • 3周目以降の解き方
  • 何度も同じ問題集を解くことのメリット

 

第3章 全力で壁を超えろ! Part 5&6 「解答の極意」

第3章はPart 5&6のテクニックです。「王道の解き方」が例題とともに解説されています。

 

  • Part 5 品詞問題(ある単語の派生語が選択肢に並んでいる問題)の解き方
  • Part 5 文脈依存問題(接続詞・前置詞の問題、語彙問題など)の解き方
  • Part 6の解き方
  • Part 6で時制を問う問題における注意点
  • 練習問題(Part 5形式) 6問

 

コラム 学習スタイルをつくりあげることの大切さ

このコラムでは、次のようなことが書かれています。マインドセット的なことも含まれています。

 

  • ある一定のレベルから上を望むために必要な意識
  • 濱崎氏の考える理想のTOEIC学習スタイル 2パターン
  • 本気で学習を続けていくための参考書/問題集の選び方

 

第4章 全力で壁を超えろ! Part 1&2 「解答の極意」

第4章はPart 1&2において、リスニング力があることを前提とした上で正答率を上げるための、次のような細かなテクニックが紹介されています。

 

・Part 1 の解き方

Directionsが流れている間にしておくべきこと、マークシート上での鉛筆の動かし方など。

 

・Part 1で正解/不正解を見抜く方法

「動作」と「状態」の表現、不正解になる選択肢のパターン、似ている発音の語に対する注意、「受身の進行形」のパターンなど。

 

・Part 2の解き方

集中力を保つ方法、Part 2の「質問文を忘れてしまう」人へのアドバイスなど。

 

・練習問題 Part 1(4問)、Part 2(4問)

 

コラム 参考書&問題集は狭く・深くやる

濱崎氏が学習者から特によく受けるというどの時点で次の問題集に進めば良いですか?」という質問に対する答えが書かれています。また、何回も同じ教材を解くと、答えを覚えてしまうので良くないのでは?」という質問に対する答えも書かれています。

 

そして、「自分の弱点に気づき、克服すること」および「自分の解答の型を作り上げる」ということの重要さが説かれています。

 

第5章 特製クォーター模試

第5章は、実践形式練習として、Part 1~Part 7で合計50題の模試とその解答解説が収録されています。

解説には、本書のテクニックを適用して問題を解くプロセスが示されているので、テクニックの使い方が理解できているかどうかを自分で確認することができます。

 

教材の詳細内容は以上になります。

 

「新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア」の評価

ここでは当ブログ独自基準で教材を評価していきます。

教材のコンセプトは?

コンセプトは「TOEICの学習ノウハウおよび受験テクニックすべてを伝授する教材」です。「特急シリーズ」によくこれだけ詰め込んだなという印象です。

 

教材を読む時間、労力に見合うスコアアップ効果が得られるか?

得られます。 早い段階で読んでおいたほうが、その後のスコアアップが容易になると期待できる内容です。実際、「解法テクニックをここまで公開しちゃっていいんだろうか?」と思うぐらい濃いノウハウが披露されています。

 

教材の内容は実践できる?

日常的な学習の仕方の実践については、濱崎氏自身の経験をもとに説明されており、基本的には実践可能です。通勤時間やスキマ時間を利用するなど現実な方法の説明もあります。能力レベルや目標スコアは学習者個人個人で異なることを踏まえて解説されているので、学習者が自分の状況に合わせて実践することができるはずです。

 

またTOEICの解法テクニックの実践については、すぐ実践できるものと、読解スピードなど一定以上の基礎力が前提のものがあります。あくまで中級(ここでは600点目安)以上の人がさらにハイレベルを目指すための教材なので、基礎力が不十分な人は別教材で学習する必要があるでしょう。とはいえ、「超上級者はこんなことやってるんだ!」と早い時期に知っておくのは悪くないと思います。

 

メリット/デメリット

■デメリット

  • 紹介されているテクニックの多くは、ある程度以上のレベルを前提としている
  • また、そのテクニック自体の習得に時間が必要
  • Part 3,4,7対策に比べるとPart 1,2,5,6はボリューム少な目(これらのパートは割りと得点が伸びやすく、また教材が豊富にあるからと思われる)

 

■メリット

  • 極めて具体的かつ詳細なテクニックで、精神論なし
  • コラムも具体的・定量的な学習ノウハウ満載。
  • 特に「音声を聴けない環境でもできるリスニングパート対策トレーニング」が素晴らしい!

 

総評

「新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア」の総合評価・・・評価A+(特に優れている教材)

 

「TOEICスコアが頭打ちになりつつある。TOEICで900点を越えるような人は、どんなアプローチで問題に取り組んでいるのか、その思考プロセスを知りたい」
「800点、900点と継続的にスコアアップしていくための教材の選び方、学習の進め方を知りたい」
そんな要望に対する濱崎氏の答えを形にしたのがこの本です。

 

第1章に、

TOEICの学習を続けていると、誰もが壁にぶつかります。

〜〜

本書では、その壁を超える方法を、具体的に伝授いたします。

と書かれているとおり、精神論や自己啓発チックな話ではなく具体的に「すること」が書かれています。

 

内容はホントに具体的なテクニックで、「ここまで書いちゃうのか!」というほど詳細に指南されています。リスニングの「要約リテンション」と読解問題の「正解回路」がその代表ですが、コラム文章もスゴイです。普通の教材だとコラムって単なる読み物や雑談のイメージですが、本書のコラムはそれ自体が独立した学習ノウハウ教材になりそうなくらいの熱意とボリューム、クオリティで書かれています。上級レベルを狙う人は、コラムに書かれた学習スタイル論も参考になるでしょう。

 

将来的に900点以上を狙いたい人には、「新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア」強くおすすめします。

 

 

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