パート3・4特急

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「新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル」(神崎正哉さん他)のレビュー

 



 
こんにちは。

 

今回はおなじみの特急シリーズから、「新TOEIC TESTパート3・4特急 実力養成ドリル」を紹介します。

 

ではいつものパターンでレビューしていきます。

 

教材著者の紹介

■神崎 正哉(かんざき まさや)さん 略歴

 

1967年神奈川県生まれ。

東京水産大学(現東京海洋大学)海洋環境工学科卒。テンプル大学大学院修士課程修了(英語教授法)。

神田外語学院講師。エッセンス イングリッシュ スクール講師。
TOEICテスト990点。TOEICスピーキングテスト200点。TOEICライティングテスト200点。英検1級、国連英検特A級、ケンブリッジ英検CPEなど英語の資格多数。

TOEICは2000年5月よりほぼ毎回受け続け、TOEICの出題問題予想の正確性は他を圧倒している。

TOEIC受験者をサポートするブログTOEIC Blitz Blogを運営。

 

■Daniel Warriner(ダニエル ワーリナ)さん 略歴

 

1974年、カナダ、ナイアガラフォールズ生まれ。

ブロック大学英文学科卒。1998年来日。

北海道大学、都内の英語学校でTOEICテスト対策、英会話を教える傍ら、講師トレーニングおよび教材開発に携わる。

現在、英文校正者として翻訳会社に勤務。

 

教材の概要

■基本スペック

・TOEIC リスニングPart3・4のドリル教材。

・2012年5月 第1刷発行。

 

■テキスト

・新書サイズ、254ページ。

・1ユニット解くごとに解答/解説を読む構成。

※1ユニット・・・ここでは、問題の会話1つと設問3題。

 

 

■音声ファイル

ウェブサイトからMP3音声ファイルをダウンロード可能。

音声はすべての問題についてA、B2種類のファイルが用意されています。

A・・・選択肢の読み上げなし

B・・・選択肢の読み上げあり(本試験同様)

 

教材の概要は以上です。

ここから、学習内容をみて行きます。

 

学習内容の詳細

本書は基本的にはTOEIC形式の問題演習を中心としたドリル教材ですが、ユニークな点もあるので紹介します。

 

第1部 Conversations

第1部ではTOEICパート3形式の問題が20ユニット収録されています。

 

特徴1:会話が長めになっている

本書の問題は、完全なTOEIC形式ではなく、あえて会話を長くした問題になっています。

 

すなわち、TOEIC本試験では、AさんBさんが会話しているとして、1往復半または2往復つまり

A→B→A

または

A→B→A→B

というやりとりですが、

 

本教材では最大で5往復つまり

A→B→A→B→A→B→A→B→A→B

というやりとりになっています。

 

収録されている問題を見てみると5往復の問題は多くなく、平均的には3往復程度ですが、確実にTOEIC本試験よりは長いです。

 

リスニング量が増える分、高い負荷での学習になるため、本試験を受けるときには楽に感じられるという効果を狙っています。

 

特徴2:ディクテーション練習ができる

本書では、問題の会話の一部を空欄にした文書が掲載されており、問題の会話を聞いて空欄を埋めるディクテーション練習ができるようになっています。

 

 

上の画像の左側のページがスクリプトなのですが、一部が空欄になっています。音声を聞き取って空欄を埋めます。(分かりにくい画像ですみません。)

 

TOEIC本試験問題を解くのとは異なるトレーニングですが、リスニング力の確認や語彙力の強化が期待できます。

 

会話の内容は、

 

・展示会チケットの入手

・商品返品の問い合わせ

・会議のスケジュール調整

など、TOEICで鉄板なシチュエーションで固められています。

 

第2部 Short Talks

第2部ではTOEICパート4形式の問題20ユニットが用意されています。

本試験よりも長めのトークとディクテーション練習文章が与えられているのは第一部と同様です。

 

トークの内容は、

・電車の運行スケジュール変更アナウンス

・オフィスへのアクセス案内電話

・気象情報

などTOEIC頻出テーマです。

 

学習内容は以上になります。

 

「新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル」の評価

 

教材コンセプトは?

手軽に取り組めるTOEICパート3・4問題集です。

ただしトークを長くして少しリスニング負荷を高めているので、純粋に標準的な問題集ではありません。

また、本試験で1、2問だけ含まれるようなクセのある問題に対応するための教材ではなく、あくまでTOEIC的な語彙・問題・設問・言い換えに慣れるための標準的な問題集として作られています。

 

効果が出るか?スコアアップが期待できるか?

問題トークの種類、語彙などはTOEIC学習者にとっては必須というぐらい頻出のものを使っているので、特に初級者は繰り返し解いて語彙もしっかり吸収することで基本的な実力がつくと期待できます。

 

実践可能な内容か?

パート3問題では若干本試験と異なる(会話が長い)ものの、他の点はTOEICの形式に準じているので教材の実践に問題はありません。

 

メリット・デメリット

■デメリット

・本教材のパート3問題では、意図的に本試験よりも問題の会話を長くしていることを理解する必要がある。

・解説は最小限にとどめられており、あまり詳しくない。また「先読み」などテクニック的な指南はほとんどカバーしていない。

 

■メリット

・手軽にパート3・4問題の演習ができる。コンパクトなので移動中に使うにも便利。

・解いたらすぐに解答を見れる構成なので、スキマ時間に1問だけでも解きたいときなど、使い勝手が良い。

・選択肢読み上げの音声がついているので、本試験とは異なるが、テキスト無しでも問題に取り組める。

・パート3では会話のキャッチボールが本試験より多い問題になっているので、負荷を高めたトレーニングができる。

・問題音声の音読を利用した英語力アップトレーニングについても書かれている。

・TOEIC頻出語彙がわざとらしいぐらいに沢山使われているので、語彙力の基礎を固めるのに役立つ。(語注つき。派生語も記載されている。)

 

向いている人・向いていない人

本書は問題パターンや難易度別に整理された問題集ではありません。「習うより馴れよ」的なドリル教材です。

 

パート3・4に対するテクニカルな戦術の詳細を学びたい人は、早川幸治先生/ヒロ前田先生の「究極のゼミ Part3&4」を先にやると良いでしょう。

 

「テクニックをある程度学んだので、練習題材としての問題が欲しい」という人に、本書は適しています。

 

総評

「新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル」の総合評価・・・評価B(良い教材)

 

神崎先生による「パート3・4特急」でした。

 

使い勝手を重視した特急シリーズなので、解説はボリューム控えめにして、問題数を詰め込んでいるという感じです。

 

会話を長くしているのは、もちろんリスニング量を増やして集中力・記憶力(リテンション)を鍛える、また自然な会話のキャッチボールの感覚を身につけるという狙いがあるでしょう。

 

それだけでなく、一つの会話あるいはショートトークの中にたくさんのTOEIC語彙を入れ込むことで、語句を会話の内容と関連付けて覚えられるように配慮されているのかなと思います。

語注もついていて、辞書がなくても重要語句の意味を確認できる点も良いです。

 

「電車の中でも解ける」のが利点の特急シリーズですが、教材中でも再三書かれているように音読・暗唱などを繰り返して、音声ベースで語彙を身につけるのにも使えるでしょう。

 

「まとまった時間が取れないけどリスニングを習慣づけたい」ような人に、本教材をおすすめします。

 

※本書は新形式対応のリニューアル版が出ています。新たに購入するならリニューアル版をどうぞ。

 

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