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「新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5」(加藤 優さん)のレビュー

 


 

こんにちは。

 

ひたすらTOEIC参考書・問題集のレビューを続けています。

今回は「新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5」をレビューします。

 

上級者向け教材「900点特急 パート5&6」の続編となる文法問題対策本です。

もうそろそろパート5・6対策本のレビューも一区切りかな?というところまで来ています(特に評価の高そうなもの、という意味で。本自体はまだまだあると思います。)

 

ではレビューに入りたいと思います。

 

教材著者・加藤 優さんとは?

■加藤 優(かとう まさし)さん 略歴

青山学院大学英米文学科卒業。

バンクーバー・コミュニティ・カレッジで国際TESOL(英語教授法)ディプロマを取得。

TOEIC990点、TOEICスピーキングテスト200点、TOEICライティングテスト200点。

大手英会話学校にて、主に社会人を対象に、英会話や音読に加えTOEICテスト対策を指導。

現在、エッセンス イングリッシュ スクールの日本人主任講師。ユーキャンの「はじめて受けるTOEICテスト講座」に、TOEIC対策の主任担当講師として参加。

ネイティブ並の発音を生かした音読等、多彩なティーチングメソッドを織り込んだ授業は決して受講生を飽きさせず、圧倒的人気を誇っている。

 

教材の概要

本書の概要は以下の通りです。

 

・パート5がターゲット(前作と異なりパート6対策は含まれていません)

・中級者~上級者向け。

・例題解説型(問題パターン別)+巻末に実践テスト20問×2セット。

 

■テキスト

新書サイズ、287ページ。

 

kiwapt5_02

 

■音声ファイル

教材中のセンテンスの音声ファイルはウェブサイトからダウンロード可能。

 

学習内容の詳細

導入部分

実線部分に入る前に以下のような導入部分があります。

 

■迷わずに解く、確実な力を!

本書が作られた背景である「TOEICで900点を突破する上で大切なこと」と、本書の特長が書かれています。

 

■上級者のためのストラテジー
TOEICは時間との戦いですが、700点向けの攻略法で900点を目指すとスコアが伸びません。単純に速く解けばいいというわけではないということです。ここでは900点を取りに行くための時間マネジメントについて解説されています。

 

■本書を使った効果的な学習方法
ここでは具体的に何をすればいいか解説されています。

・本書で用意された例題の取り組み方、解答・解説の利用法
・本書で提供されている音声ファイル(無料ダウンロード可能)や、本書付属の英文リストを使って、英語の地力そのものを上げる学習方法・学習スタイル

 

ここから先は実践部分になります。

 

1st Round 品詞 (25問)

1st ラウンドは、品詞問題がテーマですが、最終的に語彙または語法での判断が必要になる難問が取り上げられています。 例を挙げると以下のような問題です。

 

・文構造から空欄は名詞とわかるが、enteringとentranceの2つが選択肢として残り、語法から最終判断する問題

・同じく文構造から空欄が名詞とわかった上で、perchase、perchasing、perchasesから文意と語法で適切なものを選ぶ問題

・(動詞+ing)の形の語が、動名詞ではなく名詞であることが見抜けないと正答できない問題

 

2nd Round 動詞形 (20問)

2nd ラウンドは、動詞の形にからむ問題です。例題中では、以下のような難問が挙げられています。

 

・命令文、分詞構文など文頭の動詞が空欄になっているせいで文構造が非常に分かりにくくなっている問題

・仮定法現在(要求、提案を表す動詞の導くthat節の中では動詞が原形になるルール)など語法を知っていないと正答できない問題

 

3rd Round 代名詞・関係詞・数量詞 (13問)

第3ラウンドは、代名詞(that、thisなど)、関係詞(who、whichなど)、数量詞(few、muchなど)に関連する問題を扱います。例題としては例えば以下。

 

・関係代名詞と代名詞が混在していてケアレスミスを誘う問題

・「文脈」と「主述の一致」を総合して数量詞を選ぶ問題

・(通常は単数形の名詞に用いる)anotherが複数形の名詞につくような用法を知っていないと判断に迷う問題

 

4th Round 前置詞・接続詞・副詞 (21問)

第4ラウンドは、前置詞・接続詞・副詞の用法がテーマです。以下のような例題が挙げられています。

 

・頻出フレーズの知識があると逆にひっかかって誤答してしまう前置詞問題

・as with、in contrast、whereas、for exampleから、構文上、適切なものを選ぶ問題

・Nevertheless、While、Notwithstanding、Inasmuch as から的sつなものを選ぶ問題

 

5th Round 語彙・語法 (26問)

第5ラウンドは語彙・語法の難問集で、単語の意味を知っているだけでなく語法やコロケーションをしっかり理解していないと解けない問題が挙げられています。次のような問題です。

 

・文脈と、動名詞句を目的語に取ることを手がかりに、assures、seeks、anticipates、involvesから適切なものを選ぶ問題

・職務に就く、担うという意味の語をsubstitute、preside、succeed、assumeから選ぶ問題(語彙+語法)

・aggravated、malfunctioned、deteriorated、vacatedから文意と語法で適切なものを選ぶ問題

 

実践テスト1・2(各20問)

20問を6分40秒を目標に解く形式の実践テストが2セット用意されています。問題パターンがシャッフルされているため、実戦力が強化されます。

 

教材の学習内容は以上になります。

 

「新TOEICテスト 900点特急 パート5&6」の評価

当ブログ独自の基準により教材を評価します。

 

教材コンセプトは?

上級者の弱点となる文法問題を克服するのがコンセプトです。

 

学習する時間に見合う効果は得られるか?

しっかり取り組む価値はある教材です。今回は問題パターンごとに難問とその攻略法を学ぶ構成になっているため、頻出の難問パターンがより明確に認識できるようになっています。

 

実践できる内容か?

本書でには上級者のスキルが前提になる解き方も書かれていますが、本書の例題を解いて解説を読むことは上級者でなくとも実践できます。

 

 

教材のメリット/デメリット、向いている人/いない人

■デメリット

・問題ページにヒント(”Katoの目”)が書いてある点。着目すべき点が分かってしまう。意見が分かれるところだが、上級者向け教材なのでヒントなしのほうがいいと私は思う。

・巻末の英文リストも、空欄部の単語が太字で書かれているのだが、あえて太字で書かないほうが、そのセンテンスの重要文法項目を思い出す練習ができてよかったのではないかと思う。(このセンテンスでクセのある部分はどこ?という見方を養う)

 

■メリット

・前作よりも、弱点になりやすいパターンが明確に意識できるように感じられる。その理由は問題パターン(品詞、動詞、前置詞・・・)ごとにまとめられているからだと思う。

・最終ラウンドの語彙・語法問題は本当に難しい!

・難しい単語ではないのに引っかかってしまう問題も収録されているため、スピードだけを重視すると取りこぼすという危機意識が身につくとともに、文法に対する理解が深まる。

 

■向いていない人

・無理やりスコアを上げようとしている初級者。本書で推奨されている問題文の読み方、解き方は900点を狙う人向けのものであり、初級者がいきなりやろうとするとむしろスコアが下がる可能性あり。ただし難問パターンについて解説を読むのは初級者でも参考になると思う。

 

■向いている人

・中級~上級者。ハイレベルかつ盲点を突いてくる問題揃いなので、パート5全問正解したい人には役立つと思われる。

 

 

総評

「新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6」の総合評価…評価A(優れている教材)

 

「文法の問題集をひととおりやったがまだ完璧であると思えない。しかし自分の弱点がどこにあるか分からない」 という上級者に、特におすすめのパート5対策本です。

 

この問題集を一通り読んで、第5ラウンドの語彙・語法問題が鬼のように難しい!という印象を受けました。単語が全く太刀打ちできないです。パート5の難問を集めた問題集、という言葉を聞いたときに想像したものはまさにこの第5ラウンドでした。これを見ると、自分は文法問題得意だから…なんて言えなくなりました。

 

本書のすごいところは、そういう高度な語彙力が問われる部分だけでなく、簡単な単語でつまづく問題も取り上げられているところです。

 

例えば、sign up ------- a 〜 という空欄には、forを反射的に選んでしまいますよね。フレーズに強い人ほどその傾向が強いかもしれません。しかしこの問題では for は正解ではありません。フレーズの知識に引っ張られて間違ってしまうのです。

 

このような、単語への深い理解に対する自信が問われるような問題も本書には掲載されています。

 

本書は解説が詳しいので初級者の人も頻出問題パターンについて学ぶことはできます。が、まあ中級〜上級者向けの本なので少なくとも「文法特急1・2」は終えている人におすすめします。

 

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