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「TOEICテスト リーディング プラチナ講義」(濱崎 潤之輔さん)のレビュー

 


 

TOEIC教材レビュー記事として、「TOEICテスト リーディング プラチナ講義」のレビューを書きます。

 

本屋さんに行くとTOEIC参考書がたくさん置いてありますが、どれがいいのかまったく見当つきませんよね。タイトルも似たり寄ったりだし。

 

私がTOEICのために勉強していたのはもうだいぶ前になりますが、そのころはたぶんこんなに沢山の参考書がなかった(知らなかっただけかも)のと、個人的に試験勉強は過去問か模試をひたすら解くのがベストと考えていたので、模試問題集を1~2冊買っただけで、ほとんど参考書選びをしませんでした。

 

最近はTOEIC対策のカリスマ的な講師・著者が実践的な参考書をいくつも出しているので、質の良いものを選べば、かなり効率的にTOEICスコアを上げて行くことができそうです。

 

TOEICテスト リーディング プラチナ講義とはどんな教材?

さて。

 

「TOEICパート7を解くとき、
【出たとこ勝負】で文書を読んで、
【なんとなく雰囲気で】設問に答えていませんか?」

 

と聞かれると、

あ、自分、けっこうそんな感じかも・・・

と思う人もいるのではないでしょうか。

 

それで満足するスコアが出ていればいいです。

しかしパート7は難関パートなので、満足したスコアが得られていないなら、しっかりとした戦略をもって問題に取り組む必要があります。

 

単語や文法など要素的なもちろん大切ですが、パート7はパート7として個別の対策が必要です。それをやらずに繰り返しTOEICテストを受けているだけでは、継続的にスコアを伸ばすことは難しいです。TOEICに時間をかけている割にスコアが安定しないという悲しい事態になりかねません。

 

逆に戦略的に取り組むことを意識すれば、速く正確に設問に答える技術を習得し、スコアを伸ばしていくことができます。

 

そう言われても、パート7の『戦略』って何よ?

 

と、いう人のために書かれた参考書が、今回紹介する「TOEICテスト リーディング プラチナ講義」です。

スピード・読解力・語彙など総合的な英語力が問われるPART7を、990点講師濱崎氏が完全解剖する本です。

 

ではレビューにいきます。長文ですが、教材選びの参考にしてください。

 

著者・濱崎潤之輔さんとは?

■濱崎潤之輔(はまさき・じゅんのすけ;HUMMER)さん 略歴

 

早稲田大学 政治経済学部 経済学科卒業。

明海大学、獨協大学、ファーストリテイリング、楽天銀行、SCSK、エーザイなど大企業でTOEICテスト対策研修講師を務める。

TOEICテスト990点を40回以上獲得。TOEICテスト参考書の著書多数。

ブログ「独学でTOEIC990点を目指す!」を運営。

 

教材の詳細

TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義

新品価格
¥1,944から
(2018/6/2 20:06時点)


■教材は、書籍のみ。A5サイズ、309ページ。

 

この教材はリーディング対策の本なのでCDや音声ダウンロードはありません。
サイズは小さいですがずっしり重いです。
各章の冒頭でKenとYukiというペンギンキャラクターの会話があり、そこから解説に入っていきます。

 

 

本書は2016年からのTOEICテスト新形式問題にも対応しています。

(※新形式問題のみを重点的にやり込みたい人は・・・「新形式だけ でる200問」がおすすめです。)

それでは章ごとに内容を紹介していきます。

 

Chapter1 こんな問題文が出る!

パート7で扱われる文書の種類について、12パターンをあげて説明されています。

文書の種類とは例えばEメール、手紙、記事、広告、取扱説明書、ウェブページ、SNSチャットなどです。

 

どんな種類の文書が問題として出てくるか知っているだけでも不安感が軽減されますが、この本ではさらに、それぞれどこに着目して読み進めるべきかが解説されています。

 

  • さっと目を通すだけでよい箇所
  • 我慢して全部読む必要のある箇所
  • 特有の表現がされる箇所

 

など、細かく解説されています。

 

また文書の種類ごとに、頻出する単語や、問題文の冒頭で見かけるとつまづきがちな、ちょっと見慣れない単語のことも解説されており、中・上級者にも参考になる部分が多いです。

 

Chapter2 問題文を読みこなすには?

Chapter2は、この本でもっとも多くのページが割かれている章です。

章内でさらに細かく分かれています。

 

1. 頻出する構文・フレーズのパターンを覚える

TOEIC頻出の文のタイプ(命令文、不定詞で始まる文、前置詞句で始まる文、分詞構文…)などについて、文構造を見抜き、意味を理解するために着目すべき点、知っておくべきことが書かれています。

文法用語がバリバリ使われておりボリュームもあるので読むだけでも大変ですが、ここを理解できればTOEICに出てくるたいていの文には対応できるようになるでしょう。

 

いかにもTOEICに出てきそうなセンテンスで解説されているので、じっくり何度も読むことでTOEICの問題文に慣れていく効果もあります。

 

2. 問題文の方向性と流れをつかむ

問題文の文書の「方向性」を把握するためのポイントについて解説しています。

 

方向性とは、読み手に何かを依頼する、命令する、感謝を示すといった「メッセージ」のことです。

ここで書かれているやり方を参考にして、問題文全体のメッセージを示す手がかりを発見しながら読み進めることで、仮に部分的に意味のわからない箇所があっても、問題文全体の趣旨を掴んで設問に回答できるようになります。

 

3. 要注意の単語を押さえる

リーディング問題を解くうえで、特に重要になる単語について解説しています。文書をフラットに読むのではなく、これらの単語に注意しながら読むことで、パート7を有利に解き進むことができるようになります。

 

具体的には以下のような内容です。

 

  • 絶対に知らなければならない10の単語
  • カンタンそうに見えて甘くみると痛い目に合う、意外な意味で使われている単語
  • 難しめに見えたからといって読み飛ばしてはいけない単語
  • やさしい単語にみえるために読み飛ばしがちだが、設問に絡んで来ることの多い語
  • 単語の「部分」から意味を推測する方法

 

Chapter 3 問題を解くときのポイントを知る

この章では、ようやく実際に問題を解くテクニック的な内容に入ります。この章はページ分量は少ないですが、非常に濃い内容になっています。

 

テストを作る人がどんなことを考えて、どんな制約条件のもとで問題を作るか?という考察から始まり、英語力を測るテスト問題として成り立つには設問や選択肢はどのような特徴を持つか?というふうに、ロジカルな思考法から問題への取り組み方に発展していきます。

 

問題文を日本語に訳さず読む、飛ばし読みをしない、など基本的なことはもちろん最初に書かれていますが、この章の目玉は以下のような超・実戦的ノウハウの部分です。

 

  • TOEICでは「言い換え」を採り入れないと問題が成立しない理由
  • 設問のタイプの分類(全体についての問い/ピンポイント問題/NOT問題)と、それらへの対処法
  • TOEIC特有の「言い換え」のパターン分析と、それらを見抜いて正解を選ぶ方法
  • 限られた時間で効率的に問題文を読み解答する「HUMMER式解答手順」

 

Chapter 4 練習問題を解いてみる & Chapter 5 模擬テストに挑戦!

Chapter4、5章では実際のパート7形式の例題を元に、解き方を解説しています。

ここは通常のTOEIC模試タイプの参考書と同じく、問題、解答、解説という構成です。

もちろん問題文の全訳も書かれています。

 

教材内容は以上です。

 

TOEICテスト リーディング プラチナ講義の評価

当ブログ独自の基準で教材を評価していきます。

 

教材のコンセプトは?

コンセプトは「TOEIC PART 7の問題を、徹底的な問題分析により完全攻略すること」です。その内容として、

 

  • PART7の問題文のみならず選択肢・設問まで含めて膨大なデータから徹底的に分析されています。
  • 設問に解答するために重要なポイントに着目する」という一貫した視点で解説されています。
  • 「文構造を正確に把握する力は必要不可欠!」という思想から、文法用語も駆使して、TOEIC頻出センテンスが解説されています。

 

本書以前は「問題演習」ベースの教材ばかりでしたが、本書は「講義」スタイルで「文書の読み方(着目点)」を分かりやすく詳しく解説している点が優れています。

 

スコアアップにつながりそう?

TOEICスコアを上げたい人には、本書は確実に読む価値があります。

その理由は、著者の主観による「こうした方がいいよ」という無責任な内容ではなく、圧倒的な受験経験と学習量から得られた「TOEICの問題はこういうものだよ」という客観的な研究・分析に基づいた内容だからです。

 

誰でも取り組める内容?

誰でも取り組めます。高度なスキル・専門知識を前提とした教材ではありません。物理的に実践できない学習方法やノウハウもありません。

この本は、「速く読めるようになる」「正答できるようになる」ウラ技テクニック集のような怪しい内容ではなく、「問題の頻出パターンを把握する」「設問に絡んでくる語句、文脈などに着目する」といった、地味だが継続的なスコアアップにつながるノウハウが書かれたものです。

 

教材のメリット・デメリット・教材対象者

■デメリット

文を読む速度をアップするメソッドや、努力せずに短期間で語彙を増やす方法などはこの本には書かれていません。

読解スピード、ボキャブラリーなど英語の基礎力そのものは別途トレーニングをする必要があります。

 

■メリット

TOEICがどんな問題なのかという「分析」に基づいている点。わけのわからない小手先のテクニックやセンセーショナルなだけのトンデモ本ではなく、徹底的な問題分析がメインであるため、どのレベルの学習者にとっても参考になる内容になっています。

 

■教材対象者

初級者から上級者まで、どの段階の人にも得るものがある本です。

初級者なら、特にChapter2の前半は例文と解説を繰り返し読むことで、パート7の概略が把握できるでしょう。

中~上級者にとっては、Chapter2の後半の「要注意の単語」の部分や、Chapter3の解答テクニック、特に「言い換え」を見抜く方法が非常に参考になります。

 

Chapter2は文法用語が容赦無く使われていますが、高得点を目指す人は、いまは苦手でも文法用語を避けて通ろうとしないほうが良いでしょう。

文法のための文法用語ではなく、TOEICのための文法用語です。時間をかけて学習すればTOEICスコアに必ず還元されます。

 

総評

「TOEICテスト リーティング プラチナ講義」の総合評価:評価A+(特に優れている教材)

 

TOEICスコアがある程度のレベルになった人は、「推測」や「勘」でそれなりに問題を解けるようになってしまいます。

そういった「切り抜け方」を知ってしまうと、そこからスコアを上げるのは難しい場合があります。

私がなかなか900点を超えられなかったのもそこらへんが原因かも知れません。推測や勘では、常に正解を選べるとは限らないからです。

 

推測や勘でなんとなく回答した結果正答できなかった問題に対して、モヤモヤっとしたままにしていると、次回の受験でまた同じように「なんとなく」で回答してしまうというよろしくないパターンにはまります。英語学習における「盲点」のようなものかもしれません。

この本は、そのような「推測」や「勘」で答えていた部分を、「強化が必要な部分」と認識させてくれます。

 

個人的には、Chapter 2の後半とChapter 3がもっとも勉強になるなーと思います。

スコアが800以上の人にとっては、文法を思い出したりしなくても文の構造などは頭に入ってくるので、Chapter2の前半まではあまり目新しいことはないと思いますが、Chapter2の後半以降は設問にからんでくる重要な単語について、きわめて実践的な内容が書かれており、900点以上を目指す人にとっては必ず役に立つでしょう。

 

例えばChapter2で、絶対に知っておかなければならない単語が10個挙げられていますが、まさにこれらは上で書いた「モヤモヤとしたまま」になりがちな単語です。ここで出て来る単語は直接対応する日本語がないため、意識して例文を学習する必要があります。他にもこの本には盲点になりがちな語句が挙げられており、中・上級者がレベルアップするのに役立つでしょう。

 

Chapter4、5は練習問題としてTOEIC PART7形式の模擬試験問題が収録されているので、学習効果確認もできます。

 

この教材は、特にTOEICが中級レベル以上の方で、「何か詰めの甘さが残っててスコアが伸び悩んでるな」と自覚し始めている人におすすめします。

 

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以上、「TOEICテスト リーティング プラチナ講義」のレビューでした。

 

*パート7の他の教材もチェックするなら>パート7おすすめ参考書・問題集ランキングへ

 

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