TOEIC 問題集 参考書

TOEICは参考書選びから!おすすめTOEIC教材紹介サイト

「TOEICテスト ボキャブラリー プラチナ5000」(濱崎潤之輔さん)のレビュー

 


 

 

 

こんにちは。

 

単語力強化本の紹介です。濱崎潤之輔さんの「イラスト&ストーリーで忘れないTOEICテスト ボキャブラリー プラチナ5000」です。

 

 

個人的に、単語集ってたいてい持ち運びしやすいようにコンパクトに作られているイメージなのですが、この本はゴツいし重いです。

 

どんなコンセプトで作られている教材なのでしょうか?レビューしていきましょう。

 

教材監修者・濱崎潤之輔さんとは?

もう何度も出てきていますが改めて著者紹介。

 

■濱崎 潤之輔(はまさき じゅんのすけ;HUMMER)さん 略歴

大学・企業研修講師、書籍編集者。

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
明海大学、獨協大学、ファーストリテイリング、楽天銀行、SCSK、エーザイなど大企業でTOEICテスト対策研修講師を務める。
TOEICテスト990点を50回以上獲得。TOEICテスト参考書の著書多数。

TOEICテスト対策合宿・セミナーなども開催。

ブログ「独学でTOEIC990点を目指す!」を運営。

 

教材の概要

イラスト&ストーリーで忘れない TOEIC(R) テストボキャブラリー プラチナ5000(CD-ROM MP3付き)

新品価格
¥2,160から
(2018/6/2 20:11時点)


「はじめに」に、教材監修者の濱崎潤之輔先生が次のように書いています。

 

「この一冊さえしっかり学習すれば、TOEICテストの語彙対策として万全といえる一冊があればいいのに」という気持ちを、僕は以前からずっと持っていました。

 

ということで、「これだけやれば十分だろう」といえる語彙量を詰め込んだのがこの「ボキャブラリー プラチナ5000」です。

 

教材の基本スペックは以下のとおりです。

 

・45万語のデータベースから精選されたTOEIC頻出の語句 約5170項目を収録。

・初級者~上級者まであらゆる学習者が対象。

・TOEICパート1~7まで全パートに対応。

・音声面の学習も重視し、MP3音声ファイルを収録したCD-ROMが付属。

 

■テキスト

・A5サイズ、463ページ。黒赤印刷で読みやすくなっていますが、赤系なので少し目が疲れる人もいるかもしれません。

 

■音声ファイル

・CD-ROM 1枚付属。MP3形式の音声ファイルが収録されています。(※CDではないのでCDプレイヤーでは再生できません。)

「英語→日本語→英語」

「英語のみ」

「日本語→英語」

という3種類の音声が用意されています。

 

■カラーシート

赤で印刷された文字を隠せる赤色透明シートが付属しています。重要語句または訳語(単語の意味)を隠して、自分が覚えているかどうかのチェックに使えます。

 

教材の内容物は以上です。

 

次に、詳細内容を見ていきます。

 

学習内容の詳細

本教材は、ストーリーを使って単語を覚えていくようになっています。

ストーリーといっても会話で学ぶわけではなく、登場人物の行動場面ごとに、関連語句をフレーズ単位で学ぶ形式です。

 

■主な登場人物

Ken:ペンギン。フェニックス広告代理店の新入社員。

Peter:ペンギン。フェニックス広告代理店営業企画部長。

Robert:白クマ。食品メーカー・ポーラベア社の社長。

など。他にもキャラクターが登場します。

 

教材本編の構成

■各場面のページ

本教材は24のChapterで構成されており、各Chapterがいくつかの場面を含んでいます。

場面ごとに見開きになっており、以下の要素が書かれています。

 

[左側ページ]

・場面の説明とイラスト

・プラチナフレーズ:場面に関連する語句が、単語ひとつひとつではなくフレーズ単位で与えられています。

 

例:

「大量の仕事がある」

→"have a heavy workload”

 

・会話表現:場面に即した会話センテンスが1~2個書かれています。(パート2、3を想定)

 

[右側ページ]

・左側ページのプラチナフレーズ、会話表現に含まれる単語のリストです。発音記号、品詞、意味、注意事項、関連語句などが書かれています。発音記号が書かれているのが個人的にとてもありがたいです。(「特急」シリーズや「究極のゼミ」シリーズは基本的に発音記号が載ってません。ぜいたくを言えば載せて欲しいですね・・・)

 

 

■ジャンル別ボキャブラリー

「学問」なら科学、数学、物理学・・・というように、あるジャンルに含まれる語彙を体系的にまとめたリストが各Chapterに挿入されています。ストーリーの場面が「就職・転職」であれば「資格」「手当・休暇」「部署」というようにストーリーと関連するジャンルがまとめられています。

 

 

■出題パターンチェック

ここは、各Chapterで学習した語句がTOEIC問題においてどんな文脈で出てくるかが書かれています。

 

たとえば就職・転職の場面なら、Part2問題で

A:「応募者の面接を担当してもらえませんか」

B:「その日は会社にいません」

 

のような会話例が書かれています。そのようなやりとりが出題されることを想定して関連語句を頭に入れておくと、対応しやすくなるということです。

 

 

各Chapterの内容

各Chapterと、そこに含まれる場面テーマを抜粋すると、以下のようなものがあります。

 

Chapter 01 就職・転職・・・人手不足/求人/会社情報/履歴書/面接/選考

Chapter 02 引越し・日常生活・・・不動産/引越し/スーパー/図書館/銀行

Chapter 03 入社・・・立地環境/初日/新人研修

Chapter 04 日常業務・・・朝の支度/通勤/出社/オフィス/書類/日常業務/パソコン/掲示板/情報の管理/会議/休憩/規則/非難訓練/退社/改装

(以下割愛)

 

本書には全部で24のChapterがあります。

 

ジャンル別ボキャブラリー

「ジャンル別ボキャブラリー」として、以下のようなジャンルが収録されています。

「学問、大学」「資格、手当・休暇、部署」「家の周り」「室内、洗面所、浴室」「施設、建物・商店」「会社の形態、役職」「かばんの中身、乗り物」「オフィス、設備・インフラ」他。

 

INDEX

巻末には登場した単語、語句のインデックス(索引)がアルファベット順で掲載されています。覚えているかどうかのチェックにも使えます。

 

「TOEICテスト ボキャブラリー プラチナ5000」の評価

当ブログ独自基準で本教材を評価します。

 

◆教材コンセプトは?

本書のコンセプトは明確で、「TOEICテストの語彙対策として万全と言える一冊」を目指して作られています。本書の特長は、5000を超えるTOEIC頻出語句が精選されていること以外に、次のような工夫がされていることです。

・場面ごと、ジャンルごとに関連する語句がまとめられているため体系的、有機的な語彙力を身に付けられる

・教材構成をストーリーテリング式にして、イラストも添えることで、学習者の印象に残りやすくなっている

・3種類の音声ファイルが付属しており、発音を確認する以外にもリスニング、シャドーイングや学習効果確認などさまざまな側面の学習に使える。

教材テキストのコンパクトさが犠牲になっている面はありますが、これらをすべて備えた単語集は他にほとんどないと思います。

 

◆効果が上がるか?スコアアップが期待できるか?

実際に覚えられるかどうかは学習者の努力次第で、それは他の教材と同じなのですが、この本ではここまで書いてきたように、記憶に残りやすくするための色々な工夫が凝らされているので、効果が上がりやすく(=語彙を覚えやすく)なっていると言えると思います。

 

◆実践可能な学習内容か?

教材として至れり尽くせりな構成になっており、学習に取り組むのは誰でも可能です。ただしボリュームは多いので、「最後まで」実践する、すなわち全部を覚えるまで学習し尽すとなると、かなりの期間がかかりそうです。(短期間で記憶するためのノウハウなどは本書にはありません。)

 

メリット・デメリット

■デメリット

・可算名詞/不可算名詞の記載がない(フレーズである程度は分かるが)。また、自動詞/他動詞の記載もない。

・「会話表現」は、場面とあまり結びついていないと感じるものもある。

 

■メリット

・発音記号が書かれているのはとても良い。音声ファイルも活用すれば、応用力に直結するボキャブラリーが得られる。

・場面ごとに関連語句がまとめられているのは想像以上に学習しやすい。

 

総評

TOEICテスト ボキャブラリー プラチナ5000の総合評価・・・評価A(優れている教材)

 

「TOEICでは毎回同じような話題が出てくるのだから、話題ごと、場面ごとにまとめられた単語集で勉強すれば覚えやすいと思うのだが、意外とそういう単語集が見つからなくて困っている」

「収録単語数1000程度の単語集では物足りないというか、不安。」

 

そんな人におすすめなのがこの「TOEICテスト ボキャブラリー プラチナ5000」です。

 

「イラスト&ストーリーで忘れない」とタイトルに書かれていますが、それほどストーリー要素は強くありません。たとえばChapter 01では、登場人物のKenが転職に際して、求人を探す、会社情報を調べる、履歴書を送る、面接を受ける・・・といった要所要所の「場面」をつなぎ合わせることでストーリーっぽくしています。それぞれの場面は実は独立しているので、別にどこから学習しても良いのですが、まあストーリーに沿って(順番に)学習したほうが記憶に残りやすいかなと思います。

 

単語集はたいてい、出題頻度順か難易度順になっていると思いますが、本書は登場人物が経験する「場面」ごとにまとめられています。たとえば「履歴書」を送る場面に関連するものとしては「履歴書」「大学の成績証明書」「学位」「推薦状」「語学力」などが思い浮かびますよね。そういうものをひとつひとつ別個に調べるのは大変なので、一箇所に統合されている本書は使い勝手が良いと私は思います。

 

まとめると、上級レベルも視野に入れて、抜け漏れのないTOEIC語彙対策を講じたい人には本書をおすすめします。

 

イラスト&ストーリーで忘れない TOEIC(R) テストボキャブラリー プラチナ5000(CD-ROM MP3付き)

新品価格
¥2,160から
(2018/6/2 20:11時点)

◆おすすめオンライン講座◆

500本超の動画レクチャー見放題!

本番そっくりのサンプル問題5000問解き放題!
模擬テスト受け放題!

分からない所は質問し放題!

 

TOEIC対策『英語ビュッフェ』

 

>>詳細はこちら

 

 

タグ : 

単語

この記事に関連する記事一覧